最後のオーダー


先日、43歳という若さで大学の同期の友人が旅立ちました。

彼女が旅立ってから1週間が過ぎました。

7年にもおよぶ闘病、闘病しながらも仕事に復帰し、いつも前向きに頑張る明るい友人でした。

病気がわかってからはお見舞いがてら、私の住む埼玉と彼女の住む広島の中間地点ということで、一緒に京都に行ったり、彼女の地元の福山に友人と会いに行ったり、宮島で厳島神社を参拝したり、この数年は遠方ながら度々会うことができました。

昨秋には入院した彼女のところに会いに行き、それはそれはたくさんのことを話してきました。

学生のときのこと、仕事のこと、結婚してからのこと、悩んでいたこと、病気のこと・・・など。

急な悲しいお知らせを受け、お香典などはおくったものの、ご両親になんと言葉をかけてよいのかわからず、また先方もお忙しくしているだろうと思い、なかなか連絡できないでいましたが、昨日ようやくご実家に電話をかけ、お母様とお話しをしました。

お母様はとても気丈に明るく話されていましたが、電話を切る頃に初めて涙声に・・・

二人して泣きました。

もしかしたら、葬儀を終え、ようやく涙を流せるときになったのかもしれない、と思いました。

先月中旬、電話で彼女と話しをしました。

電話の内容は、「いつも気にかけていろいろしてくれる友人にお礼をしたいから、アクセサリーを作ってほしい。」ということ。

薄い紫色で、という希望だったので、下のようなアクセサリーを作りました。

プレゼントする方は可愛らしい雰囲気。
私もよく知っている友人だったので、バラの彫刻をしてある淡いカラーのアメジストを選びました。

写真で出来上がりを見た彼女は、私もお揃いで作って、と言い、一部石の形を変えて作りました。
背が高く、大人っぽい彼女には自然な形がよい雰囲気の形違いのアメジストを選びました。

病院にいる彼女はアクセサリーをつけることがほとんどなかったと思いますが、お揃いのきれいなものを眺めたり、時には身につけてみたりしてくれたのではないかと思います。

こんなに急にお別れすることになると思っていなかったので、多くの友人同様、私も実感がまったくわかないです。

でも、最後まで周りの人を気遣う人だったことを書き留めたくて、こちらに書くことにしました。

まだたくさんやりたいことがあったにちがいない彼女、生きている自分は少しでもよい時間を過ごしていこうと思います。

お別れではなくて、彼女はずっとそばにいてくれると思います。


2013年4月 宮島にて みっちゃんと。